第12回 サイエンスカフェ開催します
By terada, 2016年1月15日
「ジェネリックを飲んでいるあなたと私 〜安かろう悪かろうな医薬品?〜」
年齢を重ねてくると、日々の生活の中で薬の存在が無くてはならないものになってきたりします。極端に言えば、薬に生かされている、そんな方もたくさんいることでしょう。そこまで重く考えなくとも、風邪を引いたら最近は院外処方で薬局に行くことがありますよね。ドラッグストアで市販の薬を買う方は分からないかもしれませんが、薬局で薬を買うと、「お薬手帳は持っていますか?」、「飲み残しのお薬はありますか?」に続けて「ジェネリックを希望されますか?」と質問されます。
そういう方でなくとも、このワード「ジェネリック」を聴いたことがあるでしょう?
どうしてこうも横文字が溢れているのか、と若干のため息が出たりしますが、下手をすると命に関わることですから、意味をきちんと抑えておきましょう。ということで、手元にあったジーニアス英和辞典第4版にて、英単語「generic」を調べてみました。
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generic【形】①一般[包括]的な;②〈薬・食品などが〉商標登録されていない;③(主に米)無印の、ノーブランドの、一般の
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とあります。そしてオマケのように次の記載がありました。
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〜 drug 後発[ジェネリック]医薬品《特許が切れた後に製造された(低価格の)薬》;商標未登録の薬
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英単語「generic」を調べたつもりがジェネリック医薬品まで出てきました。
調べなくとも、「特許が切れたお薬であること」、「ジェネリックにしてくださいと言えば安くなること」、「成分がほとんど同じだから害は無い」、くらいは私でも知っていました。しかしどうも最近妙にジェネリックをオススメされることが多いと感じていました。そんな経験ありますか?ちなみに私は、安くて同じ成分なら問題なし!ということでなんでもかんでもジェネリックにしてくださいと言っています。
前々からなぜそんなに押すのかなぁ〜と思っていたところ、薬剤師の肩書きを持ち、サイエンスコミュニケーション活動にも熱心に取り組んでいらっしゃる今回のゲスト横山さんとお話をする機会がありました。
横山さん曰く、『ものの値段には理由がある』だそうです。
え!??「安かろう悪かろう」?えー、ちょっと待って〜!!というわけで、今回ジェネリック医薬品とそれにまつわるあんなことやこんなこと(活字化できないようなこと(笑))をお聴きしよう!ということになりました。
今は薬なんか飲まなくても健康だし大丈夫!と思っているあなた。身内にお薬を飲んでいる方はいませんか?一緒にお話を聴いて、他所では聴けないようなここだけの話をたくさん聴いちゃいましょう!
【ゲスト】
横山 雅俊 氏 薬剤師
【参加者】
社会人、大学生(申込先着順 最大15名)
【参加費】
1,500円
【サイエンスカフェとは?】
サイエンスカフェとは、科学の専門家と一般の方々が、お茶でも飲みながら気軽に語り合える場です。ソラオトでは、テーマに合った専門家をゲストスピーカーとしてお招きし、皆さんと知識を共有しながら、語り合えたらと思っています。
【申込・お問合せはソラオトまで】
電話: 03-6453-4545、メール: info@soraoto.net