近いうちに海外出張を控えた方の英会話レッスンをしていたときのこと。
overseasとforeignの違いがよくわかりません!という質問を頂きました。
ついでに言うと、abroadも似たような意味だとは思うのですが、使い分けもよくわかりません!と質問されました。似たような意味で用いられる単語として、internationalというのもそのとき浮かびました。
全て、海外、外国、国際と似たような意味の単語ばかりですよね。
普段、これらの単語をどうやって使い分けているのか、あまり意識したことがなかったので、いい機会ですので、きちんと説明ができるのか定かではありませんが…、この4つの単語について自分の理解をまとめてみようと思います。
まず、単語の品詞で分けてみようと思います!
overseas: 名詞、形容詞、副詞
foreign: 形容詞
abroad: 副詞
international: 名詞、形容詞
となっております。こうやってみると、overseasがこの時点で文法的な使い方としてもややこしそうな感じが漂っています。これはなぜややこしそうかというと、分かりやすい例としてhomeを考えてみるとそれが伝わるかなぁと思います。
I’m going to Shinjuku.
I’m going to the post office.
はすんなり受け入れられるけれど、
I’m going home.
ではなぜか”to”が消えます。これは、homeが副詞として使われているからで、この場合のhomeは「家へ」の「へ」までも含んでいるからです。でもShinjukuやthe post officeは地名や場所なので、「へ」が含まれていないために”to”が付くわけです。
少し脱線しましたが、その他の3つはそれほど文法的な使い方は迷わなそうですね。
例えば、
foreign exchange: 外国為替(FXとよく言われる単語ですね)
study abroad: 海外留学(する)
international airport: 国際空港
のような感じですね。overseasに関しては、例えば、
overseas trade: 海外貿易
なんかがありますね。
では意味についての違いや使い方の違いについては、次回に!(笑)
田園都市線三軒茶屋の英会話教室Soraoto。英会話教室はあらかじめ用意した講座だけでなく、みなさんの希望に合わせた進め方も可能です。またサイエンスカフェなどのイベントや、英語サポート、各種セミナー等を開催しています。